WordPressブログでは、Google検索の上位表示を目指してSEOを意識した文章を書きます。
しかしSEOを意識する以前に、そもそもブログの記事は役に立つものでなければなりません。
自分がいち読者としてその記事を見た時に、本当に役に立つと思える記事を書きましょう。
そしてそのうえで大切なポイントの1つが、記事の要点や結論をまずは冒頭で書くことです。
この記事冒頭の文章をリード文やフックとも呼びますが、ここに記事の要点を書いて
読者がスムーズにその記事を読めるよう、そして最後まで読んでもらえるようにします。
そしてブログの記事全体の構成としては、この記事の冒頭で記事の要点を説明したあと
見出し2を3つ以上使用して、まとまりのある本文を書くことも大切なポイントです。
例として、実際にここからの本文の中で見出し2を5つ使用して記事を書いていきます。
記事の最後に改めて全ての要点をまとめますので、是非チェックしてみてください。
こちらはWordPressブログの初め方と収益化の手順を紹介する第11回の記事です。
始め方から収益化までの全手順は以下のページの目次からご確認ください。
\ 全22記事で解説 /
SEOを意識したブログの書き方と構成
今見て頂いたこの上↑にある帯のような部分が見出し2と呼ばれているもので
ブログの本文ではこの見出し2を3つ以上を目標に使用しながら記事を書きます。
見出し2を複数使いながら書くと、記事のまとまりがあると判断してもらえます。
見出し2の追加方法ですが
WordPressの場合、Enterで改行して文章を書くと段落ブロックが追加された状態になるので
その段落ブロックを見出しブロックに変更すると、段落の文がそのまま見出し2になります。
↓見出し2の追加方法①↓
段落ブロックを見出しブロックに変更
または、ブロックの追加ボタン(+)から見出しブロックを直接記事に追加できます。
↓見出し2の追加方法②↓
+ボタンから見出しブロックを追加
見出し2を追加したあと、その見出し2を見出し3(H3)に変更することも可能です。
もし見出し2の文章の中で、更に見出しを作りたい時は、見出し3を利用します。
そして見出し2を3つ以上使用するのは
記事をまとまりの良い文章であると検索エンジン(Google等)から評価してもらうためで、
このように検索エンジンからの評価を意識して記事の最適化をすることをSEOと言います。
また、SEOを意識した記事を書くためには記事ごとにキーワードを設定する必要があります。
例えば『ブログ 文章 書き方』のように、ブログでは特定のキーワードを記事に設定して
そのキーワードで検索された時に上位表示を目指せるよう記事の文章を最適化していきます。
ブログの記事に設定するキーワードの選定方法は以下のページで詳しくご紹介しています。
つまりここまでの内容をまとめると
SEOを意識した記事の構成にするためには、見出し2を記事中で3つ以上使いながら書き
記事をSEOを意識して最適化するためには、キーワード選定を覚える必要があります。
SEOを意識した文章の書き方やコツ
SEOを意識した文章の書き方
すなわちSEOライティングで重要なのが
- 記事のタイトル(H1)
- 見出し2(H2)
- 記事の本文
こういった場所に、不自然にならない程度に記事のキーワードを入れることです。
例えば『ブログ 文章 書き方』をキーワードとして読者を集める記事を書く場合
『ブログ』『文章』『 書き方』
の3つのキーワードを、記事のタイトル、見出し2の中、本文で使用していきます。
そうすると、記事の中で何がキーワードなのかを検索エンジンが読み取ってくれますので
そのキーワードで検索された時の検索結果で上位表示してもらえる可能性が高くなります。
例えばタイトルなら
【初心者向け】ブログの文章の書き方で大切な3つのポイント
のような感じにすると、3つのキーワードがちゃんと含まれていますよね。
タイトルには数字などを入れてあげると読者の目に留まりやすくなります。
自然にキーワードを使って書くことが、上位表示を目指すための重要なコツです。
また、その記事のキーワードを太字や色などで装飾して強調してあげると
検索エンジンがより記事の中で重要なキーワードを読み取りやすくなります。
例えば太字は、字を選択して太字(B)ボタンを押してあげるかCtrl+BでもOKです。
また、上記のポイントを意識しつつ、最終的に2000文字以上の本文を書きましょう。
同じキーワードで競合が多い場合は、文字数も評価のポイントに関係するので
3000文字や4000文字書けるなら、より高く評価してもらえるかもしれません。
文字数そのものが重要なのではなく、文字数が多い方が自然と記事に網羅性が生まれ
その結果独自性の高いコンテンツになるので、それがSEO的な評価の要因になります。
一番は読者の役に立つ質を意識して、更に画像なども追加しながら最適化を行っていきます。
ちなみにこちらの記事の場合は、最終的な文字数は4000文字少々となりました。
記事編集画面の左上にある詳細ボタンをクリックすると文字数などが確認出来ます。
文字数以外の記事の構成も色々分かるので、是非確認しながら作業してみてください。
SEOを意識したブログの記事作りの流れ
ここまでの内容を踏まえて、筆者が実際に行うSEOを意識した記事作りの流れを紹介します。
- 第9回の方法でキーワードを選定します。検索エンジンのサジェストキーワードも参考にして、検索ボリューム数が最低でも10~100はあるものを選びます。
- キーワードを入れて記事のタイトルを考えます。キーワードが長い場合は少し難しいですが、できればキーワードを入れつつ簡潔な30文字前後のタイトルが理想的です。
- 記事を書き始めます。見出し2を3つ以上使用して、見出し2の中や本文の文章の中にもキーワードを入れていき、太字等の装飾機能を利用してキーワードを強調します。
- 本文に画像などを挿入し、読者の方の役に立つ他の記事へのリンクなども貼ってあげます。
- 大体書き終わったところで記事の文字数を確認して、少ないと思えば必要な情報を追記して内容を増やしてあげます。
- 最後に誤字脱字が無いか等をチェックして、記事を公開します。
実際に記事を公開する際には、以下の記事のポイントもチェックしてください。
SEOを意識して書くためにブログ初心者が覚えておくべきこと
ブログ初心者の方にとって、記事の書き方も何が正しいのか最初は分からないと思いますが
ブログ初心者の方に覚えておいてほしいのは、ブログの書き方に正解はないということです。
そして、検索エンジンに高く評価してもらうために行うSEOにも正解はありません。
例えばGoogleは、200以上のアルゴリズムで記事の評価を行っているといわれていますが
実際ブログ運営者が200以上を意識することはなく、基本的な部分を押さえればOKです。
基本的な部分とは
- それぞれの記事にキーワードを設定
- キーワードを適切に記事の中で使用
- 見出し2でまとまりのある文章を作る
- 文字数は2000文字以上を意識する
この辺りをしっかりと押さえれば、SEOを意識した記事を作れて評価もしてもらえます。
また、記事作りで初心者の方に伝えたいのが、100点は目指さなくて良いということです。
ブログの記事は、後から何度でも修正出来ますし、時間をかけて質を上げていくものです。
記事数が増えないとブログ自体の成長が遅くなるので、1つの記事にこだわらないでください。
もちろん書く時は精一杯の力で、質を意識して分かりやすい記事を書く努力をすべきですが
出来上がったらとりあえずインターネット上に公開して、SEO的に評価してもらいましょう。
その後記事の評価が落ち着くまで、1ヶ月くらい放置しても良いので、リライトはその後です。
SEOを意識したブログの文章の書き方やコツまとめ
最後に、初心者の方でもSEOを意識した文章が書けるように要点を改めてまとめます。
以下の手順や書き方を参考に、是非上位表示を目指した記事を書いてみてください。
- キーワードを選定
- キーワードを入れてタイトルを作る
- 見出し2は3つ以上を意識
- 見出し2にキーワードを入れる
- 本文にキーワードを入れる
- キーワードを太字などで装飾する
- 文字数は最低2000文字以上を意識
- 画像やリンクも適切に入れる
- 100点を目指して頑張りすぎない
ちなみに太字でキーワードを装飾する場合、それぞれのキーワードを1回装飾すればOKです。
あまり記事の中で太字を使いすぎるのも良くないので、そのあたりはお気をつけください。
ブログは書けば書くほどにコツがつかめますし、次第に慣れていくものですので
まずは1つの記事にこだわりすぎずに、どんどん書いてみることを大切にしてください。
当サイトを参考にWordPressブログを作成中の方にはこちらが第11回の記事となります。
WordPressブログを作成中の方は以下の目次から第12回の記事へお進みください。
\ 全22記事で解説 /
最後まで読んで頂きありがとうございました。