ロングテールキーワードとは?SEO効果を意識した選び方や無料ツールを紹介

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ロングテールキーワードとは

炊飯器 一人暮らし 安い
月間検索数平均720回

のような、複数のキーワードから成り立つ検索ボリュームが1000以下のキーワードのことです。

ロングテールキーワード

ロングテールキーワードの特徴は、検索ボリュームは少なくなるものの、ロングテールキーワードで書いた記事はより読者の幅が限定されるため、コンバージョン率が高くなるということです。

コンバージョン率は上の画像の中でも説明している通り、読者の方がそのサイトや記事の目標とするアクションを起こしてくれる割合であり、ロングテールほど高くなる傾向にあります。

なお、ロングテールキーワードとは、上の図のようだんだんと検索ボリュームが少なくなる様子が長い尻尾(ロングテール)のようであることが由来で、ブログ作りにおいては非常に重要なものです。

ブログ作りにおいては、最初からビッグキーワードやミドルキーワードを狙っても難易度的に上位表示を目指せないので、ロングテールキーワードを選んでコツコツ記事を書く必要があります。

検索数が多いビッグキーワードやミドルキーワードに対して、ロングテールキーワードをスモールキーワードやニッチキーワードとも言います。ニッチとは隙間を意味しています。

ロングテールを選ぶことはSEOにおいてとても効果的で、難易度の低いロングテールキーワードを選び、SEOを意識して記事を書くことで、少しずつ確実にアクセスを増やすことが可能です。

雑記ブログでも特化ブログでも、ロングテールキーワードの選定スキルがとても重要です。

こちらではSEOにおいて非常に重要なロングテールキーワードの意味や、無料ツールを使用した選び方について、具体例とともに解説していくので、是非これからの参考にしてみてください。

実際の選び方のところで説明しますが、ロングテールキーワードは検索ボリュームが少ない=難易度が低いわけではありません。ロングテールキーワードでも上位表示を目指すのは難しいものもありますので、ロングテールキーワードの中には上位表示させやすいものもある、と考えてください。

目次

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ロングテールキーワードとは?

ロングテールキーワードは、まず複合キーワードであることが大きな特徴です。

一般的には3語以上で出来ているものをロングテールキーワードと呼びますが、2語で出来ているものでも成果に繋げやすく上位表示させやすい狙い目のキーワードが見つかることがあります。

狙い目であるとはどういうことかというと、基本的にはロングテールキーワードになるほど競合記事も少なくなる傾向にあり、記事を書いた時に上位表示を目指せる可能性があります。

そしてロングテールキーワードになるほど、その記事の読者の幅が限定されます。

上の場合後者の方がより限定されますので、記事を書いた時に競合記事が少ない可能性があります。

また、後者の方が読者がより限定されますので、前述の通りコンバージョン率が高くなります。

そもそもブログは

  • 記事のキーワード選定を行う
  • キーワードを意識して記事を書く
  • 上位表示の記事をコツコツ増やす
  • アクセスが徐々に増える
  • 少しずつ収益化されていく

このような流れになっていくので、何よりもまずはキーワード選定が重要です。

次に、ロングテールキーワードを意識した具体的な選び方の例を早速ご紹介します。

ロングテールキーワードの選び方(無料ツールを使う方法)

ロングテールキーワードの選び方、というと特別で難しそうに感じるかもしれませんが、そもそもキーワード選定とは、ロングテールキーワードを選ぶこととほぼ同義だと思ってください。

開設して間もないブログでビッグキーワードやミドルキーワードを狙っても絶対に上位表示は難しいですし、アクセスは集まらないので、まずはロングテールキーワードから攻めます。

ビッグキーワードで表示されているサイトは既に信頼性の高いサイトなので、例えそれらのサイトより良い記事を書いたとしても、検索エンジンは開設したばかりの信頼性の低いサイトの記事を上位表示させることはありません。そして上位表示されないと結局アクセスは集まりません。

前述の通り、ロングテールキーワードをスモールキーワードニッチキーワードとも言います。どんなに凄いベテランブロガーでも、まずはスモールキーワードから攻めるのがSEOの基本です。

ロングテールキーワードを選定するために使える無料のツールには色々ありますが

これからブログを書いていく方におすすめなのがキーワードプールというツールです。

3語以上のキーワードの抽出に加えて、そのキーワードの検索数まですぐに分かります。

キーワードプールの基本的な使い方は、以下の画像の通りまずは簡単3ステップです。

それではまずは、①としてキーワードプールにアクセスして『炊飯器』と検索してみてください。

すると炊飯器に関する色々なキーワードが表示されると思いますので、キーワードプールの設定で②が関連ワードであることを確認して、③の設定を検索回数順に変更してみましょう。

以下のようになればOKです。

上の方に表示されるのはビッグキーワードやミドルキーワードなので、下に移動しましょう。

そして記事の冒頭でロングテールキーワードは複数のキーワードから成り立つ検索ボリュームが1000以下のキーワードのことと申し上げましたが、実際には1000回を最初に狙うのも多すぎます。

つまり1000回よりももっとスモールなロングテールキーワードを選ぶ必要があり、実際には検索ボリュームが10回~100回くらいのなるべく競合が少ないキーワードを選ぶのが無難な方法です。

そしてキーワードを選んだら、次に競合検索という部分をクリックしてみましょう。

こちらをクリックすると、そのキーワードで上位表示されている20サイトが確認出来ます。

また、その上位20サイトがWordPressサイトであるか否か、更には文字数なども分かります。

考え方としては、上位サイトが企業サイトではなく個人ブログである場合、更にWordPressブログである場合は、同じく自分がWordPressを利用している個人ブログでも勝てる可能性があります。

上の画像の場合は、画像の中でも説明している通り自分だったらチャレンジしません。

逆に、以下のようなケースなら、サイトを育てれば10位以内には入れそうです。

そして、上位記事の文字数もヒントにして、その文字数に負けないくらいの文字数を意識して、読者の為になる質の良い記事を意識して記事を書きます。そして最後に記事を公開します。

これがロングテールキーワードの選定から記事を書き、公開するまでの基本的な流れになります。

なお、キーワードプールのもっと詳しい使い方は以下の記事で紹介しています。

>>>キーワードプールの使い方とキーワード選定について

ただし上記の内容を意識したとしても、まだ記事数がほとんどないサイトはそもそもサイト全体の評価が低いので、いきなり1位になることはほぼないです。そちらはあらかじめご了承ください。

ロングテールキーワードを選んで記事を書く、をコツコツ繰り返すと、次第に検索エンジンから記事にアクセスが集まるようになり、記事の検索順位やサイト全体の評価も上がっていきます。

ロングテールキーワードのメリット

ロングテールキーワードを選ぶことは、実はメリットとデメリットがあります。

デメリットと言っても、前述の通りブログ開設初期はロングテールキーワードを選ぶことが基本となってきますので、気を付けるべきポイントといった方が分かりやすいかもしれません。

まずはここまでのおさらいを含めて、ロングテールキーワードのメリットからお話しします。

最初から上位表示を目指せる

ロングテールキーワードで記事を書くと、ブログ開設初期から10位以内の上位表示も目指せます。

ブログは何より上位表示が大切で、11位以降に表示される記事はなかなか見てもらえません。

ただし、ブログ開設初期は11位以降も普通なので、それ自体は後から順位があがるので気にしなくて良いのですが、ロングテールなら若いブログでも最初から10位以内になることがあります。

”最初から”とはインデックス登録された時点で10位以内もあり得るということです。ただしその後順位が大きく動くこともありますので、開設して間もないブログにおける記事の順位はあまり気にしないことも大切です。

アクセスが0と1とではモチベーションにも差が出てくると思うので、どんなに小さな検索数のスモールキーワードであったとしても、上位表示されてアクセスがあるのは大きなメリットです。

実際にその記事を見た読者の方がどのくらい滞在しているか、といったポイントもGoogleは見ていますので、サイトの評価をあげるためにもまずは誰かにサイトを見に来てもらいましょう。

ロングテールキーワードが多いほど特化ブログを作りやすい

ビッグキーワードの検索数が大きいほど、ロングテールキーワードの種類は多くなります。

例えば”ブログ”は

ブログ
月間平均検索ボリューム368,000回

と検索数が多いビッグキーワードですので

それに続く

ブログ 作り方
月間平均検索ボリューム2,400回

などのミドルキーワードや

ロングテールキーワードの種類も非常に沢山あることは、調べなくても分かります。

そしてブログ関連のロングテールキーワードを選んでコツコツ記事を書き続ければ

最終的に、ブログに関して専門性の高い特化ブログが出来上がっていくことになります。

ブログに専門性を持たせることは、SEOにおいて重要なポイントです。

なお、実際にはロングテールキーワードが300個あったら、300個書くことはしません。

なぜかというと、300個のうち何個かは似通った意味のものがあることも1つの理由です。

しかし300個もあれば、もしかすると競合が少なめのキーワードが見つかるかもしれません。

実際、本当に細かいところまで見ていくと、埋もれたキーワードが見つかることがあります。

逆にもしロングテールキーワードが20個しかないようなジャンルだと、抽出も簡単なので、そのジャンルで書きたい人は、皆同じ20個のキーワードで記事を書くことになるでしょう。

すると、キーワード選定で少しでも差をつけるのは難しく、真向勝負になります。

ブログはほぼ同じ内容の記事を書くとしても、キーワードの選び方によってアクセス流入は変わりますので、ロングテールが多いことは特化ブログを作る上である意味メリットになります。

検索意図に合う記事の作成ができる

ロングテールキーワードは基本3語以上で成り立つキーワードなので、読者が限定されます。

その読者の検索意図に合った記事の作成が出来ますので、記事を書きやすいのもメリットです。

検索意図ががはっきりしているので、記事の内容も浅くならず、ピンポイントな記事が書けます。

コンバージョン率が高くなる

これも前述の通り、ロングテールキーワードの方がコンバージョン率が高くなります。

検索意図に合った記事を書くことによって、検索者の問題解決に導く記事が作れます。

するとその記事を通して商品やサービスを購入する割合もおのずと増えることになります。

コンバージョン率を少しでも上げるためにもロングテールキーワードを選びましょう。

ロングテールキーワードのデメリット

最初はアクセス流入が少ない

ロングテールキーワードで書いた記事は、そもそも検索数が少ないのでアクセスも少ないです。

ただ、そもそも最初からミドルキーワードやビッグキーワードで上位になるのは無理なので、これはデメリットというよりも、予め知っておいた方が良いこと、と言い換えられます。

例えば検索数が月間100回のキーワードで記事を書いて上位表示された場合、検索エンジンからの流入は最高で100回になります。1位ではなく5位表示ならもっと少なくなるでしょう。

検索者の疑問が1位の記事で解決されれば、5位の記事は見られないのでなるべく上位を目指すのが重要です。

そしてロングテールキーワードを選んだとしても、最初は2桁順位(15位や60位など)も当たり前なので、最初の数か月はコツコツ記事を書いたとしても、なかなかアクセスはないです。

10位以内も目指せるとメリットの方でお話ししましたが、最初は11位以降になるのも普通です。

ブログ初心者の方からすると少しショックかもしれませんが、これが普通なんです。SNSからの流入ではなく、SEOを意識した検索エンジンからの流入は、最初はほとんどありません。

そもそも記事の評価は数か月かけてあるべき順位に落ち着いていくので、とりあえずロングテールキーワードで記事を書き、公開してインデックス登録してもらうを繰り返しましょう。

なお、ここまでの話からすると、ロングテールキーワードを選び、記事をコツコツ増やすことによって、ちょっとずつアクセスが増えていくイメージの様に聞こえると思うのですが

実際には、ブログの育て方によっては例えば以下の様に途中から曲線的に増え始めます。

↓特化ブログの成長曲線↓

これは特化ブログなのですが、なんで直線じゃないの?と不思議に思う方も多いと思います。

この仕組みは以下の画像の通りです。

ロングテールキーワードを攻めることが

結果として、ミドルキーワードやビッグキーワードでの上位表示の獲得にも繋がっていきます。

そしてミドルキーワードやビッグキーワードでも上位表示されると、いきなりブログへのアクセスも増えるので、それまではちょっとずつの増加だったとしても、一気にアクセスが増え始めます。

また、そもそもブログはコツコツ続けて記事数も増えてくると、サイト全体の評価が上がってきますので、その時ブログにある記事の順位がぼんっと全体的に上がることもあります。

なので、ロングテールキーワードで記事を書くことはSEOにおいてとても効果的です。

似ている記事が増えてしまう

しかし一方で気を付けたいのは、ロングテールで書くことによる記事の内容の被りです。

関連するロングテールキーワードの記事を書き増やしていくことは特化ブログを育てるためにも重要なポイントなのですが、それを繰り返していくとどうしても似ている記事が増えます。

これは特に特化ブログを作る方が、ロングテールキーワードで書く際に生じるデメリットです。

例えば先ほど画像の例でも説明した通り、以下のような形で関連記事を増やしていくとします。

このような記事をどんどん増やしていった時に、サイトに専門性が生まれます。

この専門性自体はブログにおいてはメリットなのですが、このようにして特化したブログを作っていくと、どうしても内容が似ている記事が増えてしまうことがデメリットにもなりうるのです。

というのも、タイトルや見出しで出来るだけ記事を差別化していかないと、サイトの中の記事同士で評価が競合するカニバリと呼ばれる現象が起きたりして、簡単にいうと記事の評価が分散します。

カニバリの発生は、複数の記事が同じキーワードで検索結果に表示されているところなどから分かりますが、このような場合は評価を一方に傾けた方が順位が上がる可能性があります。

今回こちらではカニバリについては詳しい説明は省略させて頂きますが、関連するロングテールキーワードで記事を沢山増やすとそういうこともあるよ、とまずは覚えておいてください。

SEO効果を高めるロングテールキーワード

先に、ロングテールキーワードによる特化ブログの育て方の例をお伝えしましたが

雑記ブログを作る場合でもロングテールキーワードを選ぶことがもちろんとても大事です。

また、関連するロングテールキーワードで複数の記事をコツコツ書くことが、最終的にミドルキーワードやビッグキーワードでの上位獲得に繋がるという話もさせて頂きましたが

だからこそ雑記ブログでも、カテゴリーはある程度絞って書いた方が良いのです。

雑記ブログは基本的には何でも書いて良いブログですが、最初は3個くらいのカテゴリーに絞って、その中で関連するロングテールキーワードを書いてブログを育てた方が良いでしょう。

それならテーマが1つではない雑記ブログであっても、ブログの中に専門性が生まれていきます。

そしてブログのSEO効果を最大限高めて、上位表示を増やしてブログをどんどん成長させます。

もし現在既に雑記ブログを作っている方は、こういった部分をこれから意識してみてください。

ロングテールキーワードで効果的な育て方を意識

ブログを始めるとまずはSEOについて学ぶ必要があり、キーワード選定も学びますよね。

このキーワード選定を全く意識せず、思いついたタイトルで記事を書いている方も見かけますが

それではGoogleにキーワードも伝わりませんし、意図せずビッグキーワードになってしまっているとしたら、ほぼ確実にアクセスを見込めるキーワードで上位表示されることはありません。

ロングテールキーワードを選び、ミドルキーワードやビッグキーワードでの上位表示を目指して、効果的に少しずつ関連記事を増やしていくことによってブログはどんどん成長していきます。

また、関連記事を増やすと、おすすめの記事として別の記事へのリンクを貼ることも出来ますが、こういった内部リンクもSEO内部対策として非常に重要で、ブログの成長に効果的です。

やや特化寄りの話になってしまいましたが、自分が一番早く半年で月10万PVを突破出来たブログは、主なカテゴリーを3つに絞った雑記ブログですので、雑記ブログでも全然アクセスは伸ばせます。

↓雑記ブログの成長曲線↓

雑記ブログの方がカテゴリーが多い分選べるキーワードの幅も広がり、ものすごくニッチなキーワードが見つかることがありますし、色々なテーマで書けるため楽しい部分もあります。

ただ、雑記ブログを作る場合でも必ずロングテールキーワードを意識して、ニッチでスモールなキーワード選定を絶対に意識した方が良いので、皆さんも是非これから意識してみてください。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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