Googleアドセンス審査前の確認(文字数・記事数)と申し込み手順

当サイトでは広告を掲載しています。

ブログで10記事以上を書けたら、Googleアドセンスの審査に出してみましょう。

Googleアドセンスとは、Googleが提供しているクリック型広告サービスのことで

ブログに掲載してクリックされると、1クリック数円~数十円の収益になります。

クリックされた場合に得られる報酬のことをクリック報酬と言います。

クリック報酬額は1クリックあたり数円~数十円程度と考えましょう。

広告が表示された場合に得られる報酬をインプレッション報酬と言います。

こちらは限りなく0に近いですが、一応少しだけ発生することがあります。

実はクリック型広告にも色々ありますが、Googleアドセンスは一番単価が高いです。

そのためWordPressでブログを始めたら、ほとんどの方がGoogleアドセンスを利用します。

また、表示する広告はGoogle側が選ぶので、ブログ運営者は広告を設置するだけでOK。

すると、Googleがその読者が興味がありそうな広告を自動で表示してくれます。

こちらの記事では、そのGoogleアドセンスの審査に合格するための準備を行います。

実際の申し込み手順も解説しますので、是非そちらを参考に申し込みをしてください。

こちらはWordPressブログの初め方と収益化の手順を紹介する第20回の記事です。
始め方から収益化までの全手順は以下のページの目次からご確認ください。

\ 全22記事で解説 /

目次

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Googleアドセンスの申し込み前の確認

Googleアドセンスの申し込み前に、まずは合格のための準備が整っているか確認しましょう。

Googleアドセンスは、実際にどうすれば審査に通るかの基準を明らかにはしていませんが

以下の内容をクリアすると審査に合格しやすいといわれていますので、確認してください。

  1. 独自ドメイン(○○.com等)の使用
  2. お問い合わせページの作成
  3. プライバシーポリシーページの作成
  4. 運営者のプロフィールページの作成
  5. 質の高い記事を一定数(10記事以上)用意
  6. アフィリエイトリンクを設置しない
  7. リンク・記事やSNSでの発言・記事へのコメントの対処に気を付ける
  8. Googleアドセンスのポリシー違反になる記事を書かない

1~8の理由と対策について具体的にご紹介していくので、是非確認してみてください。

1.独自ドメインの使用

Googleアドセンスを利用するためには、独自ドメインの使用が必要になります。

独自ドメインとは○○.comのような、インターネット上の住所のようなものです。

例えば当サイトの独自ドメインは
aoto-yuzuto.techです。

WordPress利用者の場合は独自ドメインを使用するので、ここは問題ないでしょう。

最近では、Googleが提供する『Blogger』という無料のブログサービスを使うと

一部制限がありますが、独自ドメイン無しでGoogleアドセンスを利用できます。

ただし、無料ブログサービスはブログ機能自体がサービス終了となる恐れがあるため

ブログを収益化させるなら、サービス終了の心配がないWordPressがおすすめです。

2.お問い合わせページの作成

お問い合わせページを作成することは、読者からのご質問等を受け取るために必要です。

実際には、お問い合わせページ設置するか、ブログ運営者の連絡先の記載が必要で

つまり、ブログ運営者と連絡のやり取りが出来る手段を整えておく必要があります。

そのブログが読者と向き合う姿勢があるかどうかが評価のポイントとなりますので

必ずお問い合わせページなどを用意して、読者がすぐに連絡できるようにしましょう。

WordPressのお問い合わせページの作成方法は以下の記事でご紹介しています。

3.プライバシーポリシーページの作成

プライバシーポリシーページとは、個人情報保護方針を記載したページのことで

ブログから得た個人情報をどう取り扱うかを決めてお知らせするためのページです。

例えば、ブログ読者からのお問い合わせによって知った個人情報であったり

Googleアナリティクスで使うCookie(クッキー)も個人情報に含まれるので記載が必要です。

Cookieとは、読者が訪れた日時、訪問回数等、閲覧情報を記録するための仕組みのことで

Googleアドセンスも、このCookieの記録をもとに読者の興味がある広告を表示します。

プライバシーポリシーをまだ作成していない方は、以下の記事を参考に作成してください。

4.プロフィールページの作成

Googleアドアセンスの審査に出す前に、プロフィールページを作成しておきましょう。

プロフィールページに記載するブログ運営者の情報は具体的に書けるほど良いですが

本人の写真ではなくイラスト画像でも良いですし、本名ではなくニックネームでもOKです。

ただし、出来る限り詳しく運営者情報を書くことで、そのサイトの信頼性が更に高まります。

先ほどのお問い合わせページ、プライバシーポリシーページと併せて作成しましょう。

WordPressでお問い合わせページを作成する方法は以下の記事でご紹介しています。

5.質の高い記事を10記事以上用意する

Googleアドセンスの審査合格のためには、質の高い記事を一定数用意することも大切です。

質の高い記事とは、つまりその記事が読者の役に立つかどうかというところが見られます。

そしてそういった記事を、10記事以上、できれば20~30記事作れていればもっと理想的です。

単純に記事数が多ければ良いわけではなく、あくまで記事の質が高いことを大切にしましょう。

読者が理解しやすいように分かりやすく書き、1記事あたり2000文字以上は欲しいです。

そのブログの運営者にしか書けないオリジナリティのある記事にできればもっと良いです。

記事数や文字数に関しては、実際に数が重要ではなく、見た時の印象に影響します。

10記事未満だと、今後も更新してくれるのかな?と思われるかもしれませんし

1記事の内容が1000文字程度だと、記事の質が低いと思われるかもしれません。

Googleアドセンス側は内容が充実したブログに広告を設置してほしいと考えています。

そしてブログを審査に出している間も、しっかり記事を更新するようにしましょう。

6.アフィリエイトリンクの設置を控える

Googleアドセンスを利用しなくても、ブログ運営者はA8.net等のASPと提携することで

自分のブログにアフィリエイトリンクを設置して、ブログを収益化することが可能です。

ASPにもGoogleアドセンスと同様にブログの登録に審査が必要なものもありますが

中にはA8.netの様に審査が不要で、初心者の方でもすぐに登録できるものもあります。

しかし、Googleアドセンスを使用する前提でブログを育てていくのであれば

アフィリエイトリンク設置は、審査への影響が指摘されているので注意が必要です。

実際には、審査に出すときだけリンクを外す方も多いようです。

ちなみに、アフィリエイトリンクがある=審査に合格できないではありません。

なので、一度アフィリエイトリンクを貼ったまま審査に出して頂いてもOKです。

もしそれで不合格になったら、アフィリエイトリンクを外して再申請しましょう。

Googleアドセンスの審査は何回でも可能なので、不合格になっても全然大丈夫です。

7.外部へのリンク・記事やSNSでの発言・コメントの対処に気を付ける

これはつまり

  • リンク⇒自分のブログに設置している外部サイトへのリンク
  • 記事やSNSでの発言⇒自分が書いた記事やSNSでの発言
  • 記事へのコメント⇒自分のブログに対する読者からのコメント

ということです。

これらは場合によってはGoogleアドセンスなどの審査に不利に働く可能性があります。

Googleアドセンスの審査では、そのブログで広告を配信してほしいかどうかが重要です。

ですので、できる限り審査において不利になる要素がないように気を付けてください。

例えば、そのブログから外部への信頼性の低いサイトへのリンクが貼られていたり

ブログへのコメントで批判的ものが多かったりすると、印象は良くないですよね。

WordPressの場合は、コメント欄を承認制にしたり、廃止することもできます。

コメントを受け付ける場合は、真摯に向き合い適切なコメントで返しましょう。

また、記事やSNSでの発言も同様です。ネガティブな発言はしないようにしましょう。

8.Googleアドセンスのポリシー違反の記事を書かない

大前提として、Googleアドセンスのポリシー違反をしないように気を付けましょう。

これはブログので扱うテーマ(ジャンル)にも関わる重要なポイントとなりますが

Googleアドセンスでは、以下の内容を発信するブログでの広告配信はポリシー違反です。

  • 人種差別や誹謗中傷
  • 脅迫や精神的な危害を奨励する内容
  • 暴力的な言葉を使う
  • ハッキングなど不正行為を助長する内容
  • 性的な内容を含むアダルトコンテンツ
  • コピーコンテンツ
  • ギャンブルを促進する内容
  • 国際結婚を斡旋する内容

こちらも含め、ブログのテーマ(ジャンル)の決め方には以下の記事でも詳しく解説しています。

何度か申し上げている通り

審査合格のためには、広告を配信してほしいと思ってもらえるブログ作りが大切です。

ブログは最初はほぼアクセスが無いので

自分の書いた情報が、誰かの心や行動に影響を与える実感がいまいち持てないと思います。

ただしいずれは必ず読者が増えるので、その時に読者が見て気持ちの良い記事を書きましょう。

自分のブログの一番の読者は自分なので、書いてから何度も自分の記事を読むことも大切です。

Googleアドセンスの審査の難易度

もしこの記事を読んで、自分のブログは大丈夫と思ったら審査に出してみましょう。

ただし最近は審査が厳しい傾向にあるので、もし不合格でも落ち込まないでください。

もう少し記事を増やして、内容を充実させてから再度審査に出して合格すればOKです。

実際、最近はGoogleアドセンスの登録審査の難易度が上がっているのを感じます。

以前は5記事くらいでも合格出来ましたが、現在は5記事で合格は難しい印象です。

ですが何度でも審査に出せますので、あきらめずに何度でもチャレンジしましょう。

Googleアドセンス審査の申し込み手順

それでは次に、Googleアドセンスの登録審査の申し込み手順についてご紹介します。

ここまでの内容が問題ないと思ったら、実際にGoogleアドセンスの審査に出してみましょう。

なお、アドセンスに申し込みを行うには、Googleアカウントを作成しておく必要があります。

まだGoogleアカウントをお持ちでない方は、以下の記事を参考に1つ作成してください。

既にGoogleアカウントをお持ちの方は、そのアカウントでOKです。

まず、使用するGoogleアカウントでログインした状態でGoogleアドセンスにアクセスします。

アドセンスの公式サイトにアクセスしたら、画面中央にあるご利用開始をクリックします。

その後、以下の画像の様に、サイトURLなどを入力して、必要な場所にチェックします。

利用規約を読み同意が完了したら、Adsenseのご利用を開始をクリックしましょう。

以下のような画面になりますので、一番左をクリックして情報を入力していきます。

ここで、アカウントの種類として個人を選択して、名前と住所を入力していきます。

画像下部に記載の通り、後でこの住所宛にPINコードの書類が郵送で送られてきます。

この後電話番号による認証まで行うと、最終的に以下のような画面になります。

画像に書いてある通り、こちらのAdSenseコードをブログのheadタグ内に貼り付けて

再びこの画面に戻り認証を行い、確認されるとブログを審査に出す手順は完了となります。

headタグに貼り付けた後、必ずこのページでリクエストをしてください。

次に、このAdSenseコードをheadタグ内に貼り付ける方法について詳しく解説していきます。

この方法には色々な方法があるので、その中から自分に合う方法で行ってみてください。

テーマの機能を利用する方法、またはプラグインWPCodeを利用する方法がおすすめです。

審査用AdSenseコードは、審査完了後に自動広告のコードとして採用されます。

自動広告については次の第21回で解説しますが、GoogleのAIが広告の配置を学習・最適化して、クリックが期待される場所に自動で広告を表示してくれる機能です。

なので自動広告機能をオンにしたい場合は、このコードを残しておきましょう。

AdSenseコードをheadに貼り付ける

ここまでにご説明したGoogleアドセンスの審査の申し込みを完了させるために

AdSenseコードをWordPressのheadタグ内に貼り付ける方法をご紹介します。

テーマの機能を使用する方法

AdSenseコードのようなコードを自分のブログのheadタグ内に貼り付ける場合

今利用しているWordPressテーマに備わっている機能を利用する方法があります。

例として、当ブログでおすすめしている初心者向けのWordPressテーマ

  • SWELL(スウェル)
  • Cocoon(コクーン)
  • Luxeritas(ルクセリタス)

の機能でAdSenseコードをサイトに設置する方法についてご紹介します。

SWELL(スウェル)の場合

SWELLの場合、まずはWordPress管理画面から外観⇒カスタマイズと進みます。

その後、一覧で表示されるメニューの中にある、高度な設定を開きます。

するとheadタグ内に埋め込むコードの入力欄があるので、ここに貼り付けるだけです。

最後に公開ボタンを押して保存することで、headタグ内へのコードの埋め込みは完了です。

Cocoon(コクーン)の場合

無料テーマで利用者が多いCocoonにもheadタグ埋め込み用の機能が備わっています。

まずはWordPress管理画面のメニューから、Cocoon設定⇒Cocoon設定と進みます。

その後、色々な設定メニューがありますので、アクセス解析・認証をクリックします。

少し下に進むと、headタグ埋め込み用の入力欄があるので、ここに貼り付ければOKです。

そして最後に保存まで完了すると、headタグへのAdSenseコードの埋め込みは完了です。

Luxeritas(ルクセリタス)の場合

無料テーマでおすすめのLuxeritasにも、headタグ埋め込み用の機能が備わっています。

Luxeritasの場合も、テーマを有効化するとWordPress管理画面にメニューが現れるので

WordPress管理画面のメニューから、Luxeritas⇒子テーマの編集と進みます。

するとHeadタグというメニューがありますので、そちらをクリックして頂いた後で

下の画像の様に、14行目の?>から下の部分にコードを貼り付けて保存すれば完了です。

SWELL、Cocoon、Luxeritas利用者はこれでheadタグへの埋め込みが完了します。

この3つ以外でも、テーマにheadタグへの埋め込み機能が備わっているものは多いです。

もし他の利用者の方は、実際にあるかどうか調べて、あれば機能を活用しましょう。

WordPressプラグインを利用する場合

こちらは、どのWordPressテーマを利用されている方でも利用できる方法となります。

自分が利用しているWordPressテーマにheadタグへの埋め込み機能が備わっていない場合は

WordPressのプラグインを使用すると簡単に機能を追加できるので参考にしてみてください。

WPCode(旧Insert Headers and Footers)というプラグインで機能を追加していきます。

まずは、WordPress管理画面のメニューから、プラグイン⇒新規追加と進みます。

検索欄に『WPCode』または旧名称の『Insert Headers and Footers』を入力して

プラグインが見つかったらインストールをして、その後有効化まで行いましょう。

インストールするとWordPress管理画面にCode Snippetsというメニューが現れますので

Code Snippets⇒Header&Footerと進みます。

すると以下のような画面になりますので

<head>内と書いてあるところにAdSenseコードを貼り付けて保存します。

これで作業は完了です。

headタグ内に直接貼り付ける方法

これは今ご説明したWPCode(旧Insert Headers and Footers)すら使わずに

header.phpを編集して、headタグ内にAdSenseコードを直接貼り付ける設置方法です。

ただしこれは初心者には少し難しいかもしれないので、おすすめの方法ではありません。

以下の記事で詳しくご紹介していますので、気になる方は是非そちらからご確認ください。

Googleアドセンスの申し込み手順後

ここまでの作業が完了していると、あとは審査の結果を待つのみになると思います。

しかし、Googleアドセンスの申し込み手順後も、引き続き記事は書き続けてください。

しっかりと更新されているブログの方が、アドセンス審査に合格しやすくなります。

審査に合格すると、Googleアドセンスの審査に出すために利用したGoogleアカウントに

以下のようなメールが送られてきますので、この結果を楽しみに待ちましょう。

審査結果は、数時間から翌日に届く方もいれば、1ヶ月近くかかるケースもあります。

記事の中でもお伝えしている通り、不合格になってしまった場合も落ち込むことなく

今回ご紹介した内容を参考に修正をして、内容を充実させてから再申請しましょう。

Googleアドセンス審査前の確認と申し込み手順まとめ

こちらでは、Googleアドセンスの審査に申し込みをする前の確認事項と

実際に審査に出す方法、AdSenseコードの埋め込み方法について紹介しました。

最後に要点を改めてまとめるので、以下の部分を確認しながら作業してください。

Googleアドセンスはクリックや閲覧で報酬が得られる広告サービス。

広告コードをブログに設置すると

Google側が自動で読者の興味がありそうな広告を選んで配信してくれます。

Googleアドセンスの審査には、以下のポイントに気を付ける必要があります。

  1. 独自ドメイン(○○.com等)の使用
  2. お問い合わせページの作成
  3. プライバシーポリシーページの作成
  4. 運営者のプロフィールページの作成
  5. 質の高い記事を一定数(10記事以上)用意
  6. アフィリエイトリンクを設置しない
  7. リンク・記事やSNSでの発言・記事へのコメントの対処に気を付ける
  8. Googleアドセンスのポリシー違反になる記事を書かない

実際に自分のブログをGoogleアドセンスの審査に出すためには、サイトURL・住所・名前などを入力した後

審査用のAdSenseコードを自分のブログのheadタグ内に貼り付ける必要があります。

この方法には

  • WordPressテーマの機能を利用して貼り付ける方法
  • WordPressプラグインを利用して貼り付ける方法
  • WordPressテーマのheader.phpを直接編集する方法

などがあります。

ここまで完了していれば、後は審査の結果を待つだけとなります。

皆さんのブログが無事Googleアドセンスの審査に一発で合格することを願っています。

当サイトを参考にWordPressブログを作成中の方にはこちらが第20回の記事となります。

WordPressブログを作成中の方は以下の目次から第21回の記事へお進みください。

\ 全22記事で解説 /

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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