EWWW Image Optimizerは不要?デメリットとメリットについて解説

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EWWW Image Optimizerは、WordPressの有名な画像圧縮プラグインですが

メリットとデメリットがありますので、それらを理解して使う必要があります。

EWWW Image Optimizerの一番のメリットは

  • メタ情報(GPS等)の削除
  • サイズ調整(横幅や縦幅)
  • 画像の圧縮・軽量化(WebP化)

といった面倒な作業を、WordPressに画像を追加する際に自動で行ってくれることです。

一方デメリットは

プラグインを入れることでサイトに負荷がかかり、不具合などの原因になる可能性がある他

EWWW Image Optimizerで圧縮された画像は少し画質の劣化が気になるかもしれません。

なお、EWWW Image Optimizerはそもそも画像の圧縮率が低いという意見もありますが

自分は十分な圧縮率だと思いますし、どちらかと言えば個人的に気になるのは画質の劣化です。

そこでこちらでは、EWWW Image Optimizerのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。

また、このプラグインが必要か不要か、どんな方が導入するべきなのかをお伝えします。

EWWW Image Optimizerのインストール・設定方法は以下の記事の中でお伝えしています。

WordPress画像からExifを削除する方法

目次

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EWWW Image Optimizerのデメリット

まず初めにWordPressでEWWW Image Optimizerを使うデメリットからまとめます。

実際にこのプラグインを使って感じるのは

一枚一枚に手動で軽量化(横幅・縦幅の縮小や軽量化・WebP化等)を行うのに対して

それら全てをEWWW Image Optimizerに任せると多少画質の劣化を感じるという点です。

例えば横幅4032px(容量は2471KB)の写真を、当ブログで使いたい横幅750pxの設定にして

EWWW Image Optimizerで軽量化する場合手動で軽量化する場合を比較します。

EWWW Image Optimizerを使うと、横幅4032pxの画像を追加するだけで

横幅を750pxに縮小し、圧縮し、WebP化をさせることが可能になります。

EWWW Image Optimizerで
横幅4032px⇒750pxに変換
メタ情報(GPS等)削除
WebP化などを行った画像
(容量は20KBまで低下)

実際に画像を保存しようとすると、形式がwebpになっていることが分かると思います。

一方でそれらを手動で行うには、例えばloving.comの画像サイズ変更で750pxに縮小後

サルワカ道具箱のWebP変換機能などを利用すると、画像形式をWebP変換できます。

なお、loving.comで画像を縮小するだけでは画像に含まれるメタ情報は削除されませんが

サルワカ道具箱のWebP変換機能を使用すると、メタ情報も一緒に削除されます。

loving.comから
横幅4032px⇒750pxに変換
サルワカ道具箱のWebP変換でWebP化
メタ情報(GPS等)も一緒に削除
(容量は31KBまで低下)

こちらの画像を、EWWW Image Optimizerで適正化した画像と比較してみると

EWWW Image Optimizerで軽量化した画像の方が少しぼやけていることが分かりますよね。

加えて、こちらの画像の容量を更に下げたい場合はtinypng.comを使用する方法もあります。

tynypng.comにもメタ情報の削除機能があり、png・jpg・webpでも軽量化できます。

上の手動で軽量化した画像を、更にもう1回だけtinypng.comで軽量化してみました。

loving.comから
横幅4032px⇒750pxに変換
サルワカ道具箱のWebP変換でWebP化
メタ情報(GPS等)を削除
tinypng.comで1回だけ軽量化
(容量は24KBまで低下)

容量が31KB⇒24KBまで下がり、先ほどよりも少しだけ画像が劣化している気がしますが

EWWW Image Optimizerだけで軽量化した画像に比べると、画質が良い気がしますよね。

なので、とにかく画質にこだわりたい方は

軽量化&画質のバランスが、自分が納得できる範囲で手動で行うのがベストな気がします。

特に、色が鮮やかな画像を使用するほど、画質の劣化はより目立ってしまいますので

多少ぼやけても良い画像はEWWW Image Optimizerでそのままアップロード・変換して

できるだけ画質を保ちたい画像は、無料ソフトで手動で処理を行うのもありです。

手動で処理をする場合は

  • loving.comで横幅を調整
  • サルワカ道具箱でWebP化
    メタ情報(GPS等)を削除
  • tinypng.comで納得いくまで軽量化

のようにするのがおすすめです。

EWWW Image Optimizerのメリット

EWWW Image Optimizerを使うメリットとして大きいのは、やはりその手軽さです。

WordPressに画像を追加するだけでEWWW Image Optimizerが軽量化してくれるので

一枚一枚の画像に対して処理を行う必要がないのは、かなり大きなメリットになります。

食べ物や風景画像を沢山使用する方は、画質にもこだわりたい方も多いと思いますが

正直、ブログで使う画像一枚一枚を手動で軽量化して使うのはとても大変な作業です。

特に、ブログを始めたばかりの人にとって、記事を書くことすら慣れない作業なのに

画像を手動で毎回最適化するのは、ストレスがかなり大きくのしかかると思います。

画像の適正化も大切ですが、ブログは文章を書くことが一番大切なことですので

EWWW Image Optimizerを使うだけで簡単に軽量かできるのは大きなメリットです。

それに、画質の劣化は確かに少し気になりますが

横幅4032pxで2471KBの画像が、横幅750pxで20KBまで下がるのは凄いと感じました。

EWWW Image Optimizerは不要か必要か

このプラグインが不要か必要かというのは、改めてまとめると以下のようになります。

必要な人不要な人
多少画質が下がっても良い人
記事を書くことに集中したい人
サイトへの負荷を減らしたい人
画像の画質にこだわりたい人

ブログを始めたばかりの人は、画像より記事を書くことに集中した方が良いので

画像の最適化はEWWW Image Optimizerなどのプラグインに任せるのがおすすめです。

後で余裕が出てきたら、プラグインを削除して手動の最適化に切り替えれば良いだけです。

ただし、プラグインを入れるとテーマとの相性などによって不具合がでることもあるので

もしEWWW Image Optimizerで不具合が出たら、他のプラグインや手動に切り替えましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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