ブログの記事をTwitterでツイートすると、OGPの設定に従ってリンクに画像や記事のタイトルが反映されますが、後でリンクに表示される画像やタイトルを変更したい方もいると思います。
このリンクに表示される画像やタイトルの情報は、記事の方で変更して更新すればTwitterのツイートの情報にも反映されるはずですが、更新・反映されない場合の対処法をお伝えします。
つまりこの記事は、Twitterのリンクに関する以下のような問題を解決するための記事となります。
↓この記事で解決する問題↓
これを解決するには、ツイートの際にTwitterに記録された情報のキャッシュクリアが必要で
Card ValidatorというページにアクセスしてURLを入力すると、最新の情報に更新してくれます。
Twitterのリンク情報が更新されない⇒Card Validatorでキャッシュクリア
Twitterでツイートしたリンクの情報が、記事で変更した最新の情報に更新されない場合には
Card Validatorで記事のURLを入力して、最新の情報をTwitterに読み取ってもらいましょう。
↓Card Validator↓
作業自体はとても簡単でCard Validatorにアクセスすると記事のURLの入力欄があるので
そこに変更が更新されない記事のURLをコピペして、Preview cardボタンをクリックします。
すると横にログが表示されるので、最後にCard loaded successfullyと表示されれば完了です。
これで、Twitterに記録されていたキャッシュ情報が削除されて、最新の情報が反映されます。
なお、情報が更新されるまでには時間がかかりますので、1時間程度待ってみてください。
Card Previewの『Unable to render Card Preview』について
先ほどの手順で変更前のキャッシュクリアを行うと、URL入力欄右側のCard Previewに
『Unable to render Card Preview』と表示されて、気になった方もいるかもしれません。
日本語に直訳すると『カードのプレビューをレンダリングできません』となります。
つまりこれは、ここに最新の情報のプレビューを表示できませんでしたという意味になります。
少しお調べ頂くと分かると思いますが、以前はこの位置にCard Validatorで更新した後実際にどのように情報が更新されるのかプレビューが表示されるようになっていたのですが
2022年8月頃に、Card Validatorからプレビュー機能を削除したという告知がありました。
参考:Card Validator – preview removal
そのため、Unable to render Card Previewの表示が出ていても特に問題はありません。
○○できませんと書いてあると不安になると思いますが、気にしなくて大丈夫です。
少し待っていただくと、Twitterの方できちんとリンク情報が最新情報に更新されます。
※2023年3月追記
その後また表示が変わり、実際にキャッシュクリアをすると右のCard preview欄に
Card preview has moved to Tweet Composer と表示されるようになりました。
日本語にするとカードのプレビューが Tweet Composer に移動しました、となります。
リンク形式になっており、プレビュー機能が移動したことがリンク先で説明されています。
特に気にしなくても大丈夫です。
もしプレビューを確認したいなら、一度TwitterのアプリでURLを貼り付けてみた時に
ツイートの下書きのプレビューでOGP画像が反映されているか確認すれば良いだけです。
反映されないなら下書きを破棄してもう一度キャッシュクリアするか、少し待ちましょう。
前述の通り、実際にキャッシュクリアをしてから反映まで少し時間がかかることがあります。
リンク情報の更新にかかる時間
実際にCard Validatorでツイートに貼ったリンク情報の更新をお願いしてみると
- タイトルの変更⇒更新に約10分
- 画像の変更⇒更新に約40分
という時間がかかりました。日や時間帯によってこのあたりはまた変わると思います。
ポイントは、タイトルと画像が一緒に更新されるわけではなかったというところです。
画像の変更が反映されるまでは、以下のように何も表示されない仕様になっています。
タイトルと画像が一緒に更新されるかと思ったら、そうではありませんでしたので
画像の情報がなかなか更新されなくても、慌てずにしばらく待ってみてください。
最後に
こちらでは、Twitterのリンク情報が更新されない問題の対処法についてまとめました。
TwitterでOGP設定のキャッシュクリアを行うには、Card Validatorの機能を利用します。
Twitterに記録が残っていることが変更が反映されない原因なので、ブログ側が原因ではないこと
Twitterのアプリやブラウザのキャッシュなどが原因ではないというところもポイントです。
なお、Card Validatorを使うと既にツイート済みのリンク情報が更新されますので
情報を更新してほしい記事のリンクをまた貼って、改めてツイートする必要はありません。
いいねが沢山ついているツイートを削除するようなことがないように気を付けましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。