Googleサーチコンソールから、以下のエラーメッセージが来た時の対処法です。
ターゲット URL のクエリ パラメータ名が一致しません（「potentialAction.target」に含まれる）
そしておそらく、このエラーがでている方はSWELL利用者ではないかと思います。
または、SWELLを含め構造化データを伝える機能を有しているテーマを利用していて
かつ構造化データの機能を有するプラグインを利用していると起こる可能性があります。
SWELLとプラグインの両方で同じ機能があり、競合することで発生するエラーです。
なので、どちらか一方で構造化データの機能をストップすることで解決します。
ターゲットURLのクエリパラメータ名が一致しませんの原因
Googleサーチコンソールに、以下のような通知が来ている方が今回の記事の対象です。
サーチコンソールのサイトリンク検索ボックスに移動すると、エラーが確認できます。
サイトトップページのURLを対象として、1件のエラーが出ていることが分かります。
このエラーの原因は、前述の通り構造化データというものを伝える機能の競合です。
自分の場合はSWELLとAll in One SEOの間で競合が起きていることのエラーでした。
SWELL公式フォーラムでは、SWELLとYoastで競合している方を確認出来ました。
[解決済] 「ターゲット URL のクエリ パラメータ名が一致しません」について
URLをクリックすると、どこにエラーが出ているかが画面右側に表示されます。
このエラーを確認すると、以下の場所にエラーがあると表示されているはずです。
<!-- JSON-LD @SWELL -->
にエラーがあると表示されるはずです。
<!-- / JSON-LD @SWELL -->これを修正します。SWELLの機能は維持しつつプラグインの機能を停止させます。
ターゲットURLのクエリパラメータ名が一致しませんの対処法
そもそも今回のエラーは、構造化データに関する機能の競合によって起こるものです。
そして構造化データとは、検索エンジンGoogleにサイト情報を伝えるためのもので
Google検索セントラルでも、構造化データを導入することが推奨されています。
Google は、Google 検索がページのコンテンツを正確に理解するよう努めています。構造化データを使用してページの意図を伝えると、Google はそのページをより正確に理解できるようになります。 構造化データとは、ページに関する情報を様々なサイトで活用できるように標準化したデータ形式で、例えばレシピページでは材料、加熱時間と加熱温度などを詳細に提供できます。
Google 検索での構造化データのマークアップの仕組み概要｜Google検索セントラル
構造化データを出力することで、ロボットでも正しくサイト内容を理解できます。
ただし、これが競合するとエラーの原因になるので、プラグインの方は停止します。
All in One SEOの場合は、以下のページでこの機能の停止方法が説明されています。
これらの内容をまとめると、子テーマのfunctions.phpに以下の記述を追加すればOKです。
add_filter( 'aioseo_schema_disable', '__return_true' );SWELLの場合は、子テーマ（SWELL CHILD）のfunctions.phpに貼り付けます。
その他のSEO対策プラグインを使っている方も
- プラグイン名 schema 停止
- プラグイン名 schema 無効化
のように検索して頂くと、functions.phpに貼り付けるべきコードが見つかります。
ターゲットURLのクエリパラメータ名が一致しませんの修正の検証
ここまでの作業が完了したら、サーチコンソールから修正の検証しましょう
あとは、1日か2日ほど待てば検証が終了して、無事エラーが解消されるかと思います。
ターゲットURLのクエリパラメータ名が一致しませんの原因と対処法まとめ
こちらでは、構造化データのマークアップの競合が原因で起こるエラーをご紹介しました。
なお、このエラーは重大なものではないので、インデックス登録に大きな影響はないです。
ただし、もちろん修正しておいた方が良いので、早速修正の検証まで行ってみましょう。
なお、SWELLの場合は、SWELL設定の中に構造化データに関する設定があります。
プラグインの機能は維持しつつ、SWELLの機能を停止でもエラーは解消されるはずです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
