ポチップ(Pochipp)とは、Amazon・楽天・Yahoo!の商品リンク作成プラグインです。
WordPressにポチップを導入すると、以下のような商品リンクが簡単に作成できます。
こちらの記事でご紹介するのは、ポチップで楽天市場のリンクを作るための設定です。
ポチップに楽天市場を連携させる前に、楽天市場と提携する必要がありますが
楽天市場との提携方法は
- 楽天アフィリエイトの直接提携
- 楽天市場ともしもアフィリエイトで提携
このどちらかになると思いますので、それぞれの設定方法について詳しく解説します。
ポチップのインストール方法・設定方法・使い方は以下の記事でご紹介しています。
ポチップの楽天アフィリエイト直接提携の設定方法
楽天アフィリエイト直接提携でポチップを利用したい場合、楽天設定が必要です。
WordPress管理画面からポチップ管理⇒ポチップ設定⇒楽天設定に進みます。
楽天設定では、検索設定・アフィリエイト設定で、それぞれ以下のキーやIDが必要です。
検索設定 | アフィリエイト設定 |
---|---|
アプリID (デベロッパーID) | アフィリエイトID |
ポチップの 楽天検索に 必要なIDです | ポチップの 楽天アフィリエイト (直接提携) に必要なIDです |
楽天アフィリエイト直接提携は、楽天のアカウントがあれば審査なしで利用できます。
これらのIDを取得するためには、Rakuten DevelopersでアプリIDの発行が必要です。
楽天アカウントにログインする準備をして、Rakuten Developersを開きましょう。
楽天アカウントをお持ちでない方は、楽天アカウントへの新規会員登録が必要です。
Rakuten Developersを開いたら、画面右上にあるアプリID発行をクリックします。
楽天会員の方はログインしましょう。または新規会員登録をしてください。
新規アプリ登録の画面になるので、アプリ名やアプリURLを入力してください。
WordPressサイト利用者は、サイト名やサイトURLを入力すればOKです。
必要な情報が入力できたら、規約に同意して新規アプリを作成をクリックします。
すると、ポチップの楽天設定に必要なアプリIDとアフィリエイトIDを取得できます。
あとはポチップの楽天設定に戻って、アプリIDとアフィリエイトIDを入力してください。
これでポチップの楽天検索が可能になり・報酬を楽天アフィリエイト経由にできます。
ポチップのもしもアフィリエイト経由の楽天市場の設定方法
楽天市場をもしもアフィリエイト経由にする場合は、楽天市場のa_idが必要です。
楽天市場のa_idはもしもアフィリエイト経由の楽天市場の広告素材から分かります。
まずはWordPressのポチップ管理⇒ポチップ設定⇒もしも設定に進みましょう。
ここで楽天市場のa_idを登録すれば、もしもアフィリエイトの売り上げになります。
なお、公式サイトの以下の説明も読んで、内容についてよく理解してください。
Amazon: 以下の設定いずれか1つ
「ポチップ設定 > Amazon」タブをクリックしてトラッキングIDを設定する
「ポチップ設定 > もしも」タブをクリックしてAmazonのa_idを設定する楽天: 以下の設定いずれか1つ
「ポチップ設定 > 楽天市場」タブをクリックして楽天アフィリエイトIDを設定する
「ポチップ設定 > もしも」タブをクリックして楽天市場のa_idを設定するYahoo!ショッピング: 以下の設定いずれか1つ
「ポチップ設定 > Yahooショッピング」タブをクリックしてLinkSwitchのvc_pidを設定する
「ポチップ設定 > もしも」タブをクリックしてYahooショッピングのa_idを設定する※ 両方に設定がされている場合、もしもアフィリエイトの設定が優先されます
アフィリエイト設定方法|【公式版】Pochippインストール後の初期設定手順を解説
つまり、楽天設定・もしもアフィリエイト設定の両方で楽天市場を設定すると
ポチップ経由の楽天市場の売り上げは、もしもアフィリエイト経由が優先になります。
なので、ポチップ経由の楽天市場の売り上げを楽天直接提携の売り上げにしたい方は
もしもアフィリエイトから取得した楽天市場のa_idを入力する必要はありません。
もしもアフィリエイト経由にしたい方のみ、楽天市場のa_idを入力してください。
なお、そもそももしもアフィリエイトに登録していない方はそちらに登録しましょう。
もしもアフィリエイトの楽天市場は即時提携なので、審査なしで提携できます。
提携が済んだ方は、楽天市場のプログラムを開いて、広告リンクへをクリックします。
広告素材のソースの中にあるa_id=XXXXXXXという7桁の数字を確認しましょう。
あとはその7桁の数字のみを楽天市場のa_idの入力欄に入力してください。
これでポチップの楽天市場の売り上げはもしもアフィリエイト経由になります。
ポチップで楽天市場検索を利用する方法
前述のとおり、ポチップで楽天市場検索を利用するには楽天のアプリIDが必要です。
楽天の報酬をもしもアフィリエイト経由にする方も楽天のアプリID設定が必要です。
これまで楽天市場を利用したことが無い方も、この機会に楽天に新規登録しましょう。
楽天への新規会員登録も、楽天のアプリIDの発行も無料ですし、審査も必要ありません。
楽天アフィリエイト直接提携ともしもアフィリエイト経由どちらが良いの?
楽天アフィリエイト直接提携の場合と、もしもアフィリエイト経由の楽天市場の場合
どちらの方がお得かというと、現時点ではそれぞれの報酬率は同じ値となっています。
楽天アフィリエイト直接提携の場合の報酬率は以下のリンク先からご確認頂けます。
もしもアフィリエイト経由の楽天市場報酬率の詳細ページはもしも会員のみ確認できます。
楽天市場のプログラム詳細にある、報酬料率はこちらというリンクから確認しましょう。
直接提携ともしもアフィリエイト経由の大きな違いは、報酬の支払い方式にあります。
楽天アフィリエイト直接提携ともしもアフィリエイト経由の支払い方式の違い
楽天アフィリエイトともしもアフィリエイト経由の支払い方式には以下の違いがあります。
もしもアフィリエイト経由
もしもアフィリエイト経由の場合は
もしもアフィリエイト報酬が1000円を超えれば、手数料0円で銀行振込してもらえます。
楽天市場の報酬だけではなく、他の報酬も合算して1000円を超えれば振り込まれます。
Amazon・楽天市場・Yahooの報酬が合計で1000円になった場合もOKということです。
楽天アフィリエイト直接提携
楽天アフィリエイト直接提携の場合は
楽天キャッシュか銀行振込が可能ですが、それぞれ以下のような条件があります。
1円から「楽天キャッシュ」でお支払いします。
月間3,001円(楽天キャッシュ)を越える成果報酬のお受け取りには「ID連携」が必要です。
3か月連続で月間3,001円(楽天キャッシュ)以上の成果報酬を受け取られている方は銀行振込への切り替えも可能です。所定の条件およびお申込が必須となります。
楽天アフィリエイトのお支払いの種類|楽天
楽天キャッシュとは、楽天市場や楽天の各種サービスで使える電子マネーのことです。
要約すると
- 楽天キャッシュなら1円から支払いOK
- 銀行振込なら3ヶ月連続で月間3001円以上+審査(本人確認やサイト審査)が必要
ということになります。
銀行振込の詳しい条件は成果報酬の全額銀行振り込みについてからご確認ください。
直接提携・もしもアフィリエイト経由の特徴をよく理解して好きな方を選びましょう。
ポチップの楽天設定(楽天アフィリエイト・もしもアフィリエイト)まとめ
こちらでは、ポチップの楽天設定(直接提携・もしも)についてご紹介しました。
楽天アフィリエイト直接提携、またはもしもアフィリエイト経由のどちらかを選択します。
もしもアフィリエイトの設定をした場合は、もしも経由のリンク優先になりますので
直接提携の報酬希望の方は、もしもアフィリエイト設定のa_idは未記入にしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。