noteは、文章・画像・音声・動画などを投稿して創作活動を行うための場所であり
誰もが自由に、楽しみながら、安心して創作活動ができることを大切にしたサービスです。
メールアドレスがあれば誰でもすぐに登録して記事の執筆などを行うことが可能です。
今回の記事では、noteからブログへつないだリンクの被リンク効果を解説します。
結論としては、noteからブログに設定したリンクにはnofollow属性がつきますので
被リンク効果は基本ないと言えますが、0ではないのでその理由を解説します。
noteからの被リンクとは?
noteの他にブログを運営している方は、noteからブログにリンクを設定すると
それが被リンクとなり、ブログの評価向上に役立つのでは?と思う方も多いでしょう。
実際に、noteから被リンクを設定して評価を高めようと説明する記事も沢山あります。
ブログの評価を決める要素として、被リンクは昔からずっと重要視されているものです。
基本的には、有益な記事が沢山あるサイトほど他のサイトからリンクされやすいので
被リンクが多いほど有益なサイトと判断されやすく、SEO的評価が上がりやすくなります。
特に被リンク元のサイトが信頼性が高いほど、被リンクされた時の効果が大きくなります。
実際にnoteのドメインパワーを調べてみると、90以上もありかなり高い数値です。
参照元
https://www.ispr.net/tools/power-rank-check
つまり、noteは検索エンジンから信頼性が高いサイトであると認識されています。
しかし、noteからのリンクにはnofollowがつくため被リンク効果はほぼありません。
noteからの被リンクに設定されるnofollow
noteに登録すると、自分のクリエイターページでプロフィールの編集・設定が可能で
プロフィールに外部へのURLを入力すると、クリックでサイトが開くリンクになります。
↓プロフィール文にURLを入力して保存↓
しかし、このリンクにはnofollowが設定されているため被リンク効果はほぼありません。
実際にリンクを検証モードで見てみると、nofollowが設定されていることが分かります。
nofollowとは、こういったリンクに設定してクローラーに指示するための属性の1つで
nofollowはリンク先をクロールしないようにするための属性値として使われてきました。
そしてnofollowのリンクは、リンク元からリンク先に評価を渡さないリンクになるため
nofollowのリンクは、SEO的評価の向上に関わる被リンク効果はないとされてきました。
しかし、2005年から使われてきたnofollowは2019年に扱いが少し変化しました。
nofollow属性の変化
リンクのnofollow属性は、もともと2005年にコメントスパム対策のために導入されました。
コメントスパムとは、外部サイトのコメント欄に記事と関係ないURLを大量に貼り付けて
そのURL先のサイトのSEO的評価を、被リンク効果で高めようとするスパム行為です。
しかし、現在はWordPressのコメント欄に入力されたURLにはnofollowが設定されます。
つまり、外部サイトのコメント欄を利用したコメントスパムは今は無効化されました。
これが本来のnofollowの目的でしたが
その後nofollowは、リンク先に評価を受け渡したくないという理由で使われるようになり
外部リンクには全てnofollowを設定するなど、誤った使い方をされるようになりました。
これは、検索エンジンがサイトの有益性を判断したい時に正しい評価の妨げになります。
そこでGoogleは、2019年にnofollowの働きを命令からヒントに変えると発表しました。
これまでは、nofollowは命令だったので絶対に評価を渡さないリンクになりましたが
現在はリンク先をクロールしない・評価を渡さないためのヒントに変わっています。
noteの被リンク効果まとめ
こういった背景から、nofollowのリンクは一概に被リンク効果はないと言えなくなりました。
つまりnoteのリンクは、被リンク効果がないかもしれないし、あるかもしれません。
noteに限らず、nofollowが自動で設定されるその他のサービスからのリンクも同じです。
なお、あるサービスからのリンクがnofollowかどうかは拡張機能を使うとすぐ分かります。
以下の記事で導入方法をご紹介していますので、気になる方は導入してみましょう。
nofollowが設定されていないリンクは、nofollowに対してdofollowといわれます。
dofollowのリンクは被リンク効果があるので、dofollowが増えると嬉しいですね。
noteのような外部サービスの中にも、リンクdofollowになるサービスは色々あります。
なお、noteからの被リンク効果はなくても、noteを使うメリットは色々あります。
noteを使えば有料コンテンツの販売などもできますので、是非活用してみましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。