![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-4.png)
WordPressには自分の記事が紹介された時にそれを通知するピンバック機能があり
誰かが自分の記事を紹介してくれると、ピンバック通知を受け取ることができます。
ピンバックを承認すると、自分のブログからも相手のブログにリンクが貼られます。
ピンバックとは、そういったWordPress同士の交流や相互リンクのための機能です。
しかしこのピンバックは、自分が自分の記事を紹介した時にも機能してしまいます。
これがセルフピンバックと呼ばれるもので、その停止方法について解説します。
WordPressのセルフピンバックの例
まずは、WordPressのセルフピンバックとはどういったものかを具体例で解説します。
今自分がこの記事を書いている時はセルフピンバックが機能する設定にしてあります。
例えばこちらの記事で、同じブログ内にある他の記事への内部リンクを貼ってみます。
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/05/pingback-trackback-8.png)
この状態で記事を公開すると
WordPress-自分からのセルフピンバックの停止方法 の記事で
WordPressのピンバックとトラックバックを許可とは?が紹介されています
というピンバックが、管理人である自分に通知されます。(セルフピンバック)
↓コメント欄への通知↓
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-6.png)
↓メール通知↓
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-5.png)
セルフピンバックが来たら、WordPressのコメント設定から削除等の対応が必要になります。
承認してしまうと、紹介された記事のコメント欄に相互リンクが設定されてしまいます。
本来ピンバックは、外部のブログで自分の記事が紹介された時に機能してほしいものです。
ですがWordPressでは、自分の記事を紹介した時にもピンバックが機能することがあり
これがセルフピンバックです。
WordPressのセルフピンバックの停止方法
WordPressのセルフピンバックの停止方法として、以下の方法が挙げられます。
ディスカッション設定を変更する
ピンバックに関する設定は、WordPressのディスカッション設定から可能です。
デフォルトの投稿設定にある
- 投稿中からリンクした全てのブログへの通知を試みる
- 新しい投稿に対し他のブログからの通知(ピンバック・トラックバック)
このうち①はピンバックを送信するための設定で、②は受信するための設定です。
ですので、このどちらかのチェックを外せばセルフピンバックは停止されます。
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-1.png)
①のチェックを外せば、自分がリンクを貼ってもピンバックの送信がされません。
②のチェックを外せば、自分の記事がリンクされてもピンバックを受信しません。
両方ともチェックを外した場合も、もちろんセルフピンバックは停止されます。
なお、この方法では他のブログへの送信や他のブログからの受信も停止されます。
ただし、現時点ではピンバック自体あまり使われてはいない機能になりますので
特に理由がなければ、こちらの方法で送信や受信をオフにする対応で良いでしょう。
もし、ピンバックをどうしても停止したくない場合は他の対応が必要になります。
プラグインを使う方法
セルフピンバックを停止するプラグイン『No Self Pings』を使う方法もあります。
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-2.png)
ただし、プラグインの更新が2022年で止まっているので、そこが少し気になります。
プラグイン導入前に、ブログをバックアップしてから導入される方が安全です。
こちらのプラグインを有効化するだけでセルフピンバックを停止してくれます。
なお、WordPressテーマとの相性によってはエラーを起こすこともあるようです。
インストール前に、お使いのテーマでエラーの報告がないか調べてみましょう。
functions.phpを編集する方法
WordPressのfunctions.phpを直接編集して停止する方法も挙げられます。
セルフピンバックをピンポイントで停止させたい場合に有効な方法です。
ただしfunctions.phpの編集は、失敗するとブログの表示に影響します。
少し上級者向けになりますので、他の方法で対処する方がおすすめです。
WordPressテーマの機能を利用する方法
WordPressテーマSWELLでは、ピンバック機能を簡単に停止させることができます。
![](https://yuzulog12.com/fuji-2423s77/wp-content/uploads/2023/06/wordpress-self-pingback-3.png)
SWELL以外にも、セルフピンバックの停止設定が標準装備されているテーマもあります。
先にお伝えした『No Self Pings』はそういったテーマとの相性が良くないそうです。
ですので、まずはWordPressテーマにセルフピンバックの停止設定がないか確認して
もしなければ、ディスカッション設定やプラグインでの対応を検討しましょう。
基本的には、ディスカッション設定の送信や受信のオフで問題ないと思います。
WordPressのセルフピンバックの停止方法まとめ
こちらでは、WordPressのセルフピンバックの停止方法についてご紹介しました。
セルフピンバックとは、自分の記事を紹介した時にピンバックが来てしまう現象です。
WordPressのディスカッション設定を編集することで、送信や受信の停止ができます。
ピンバックは受信するメリットはあまりないので、受信をオフにしておけば良いでしょう。
送信設定・受信設定のいずれか、または両方をオフにしておくことで対応できます。
また、WordPressテーマにセルフピンバックの停止機能があればそちらを活用しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。