
Googleアドセンスで不要になった広告ユニットの削除に関する備忘録です。
Googleアドセンスでは、用途別に広告ユニットを作成して管理できますが
広告ユニットが不要になっても、広告ユニット自体の完全削除はできません。
しかし広告ユニットの一覧からアーカイブ(非表示)にすることが可能です。
Googleアドセンスの広告ユニットの削除について

Googleアドセンスの広告ユニットを消したい、完全に機能停止させたい場合は
- 広告コードをサイトから削除
- 広告ユニットをアーカイブ(非表示)
この両方を行う必要があります。
広告ユニットをアーカイブしただけでは広告コード自体は機能してしまうためです。
アクティブな広告ユニットのリストで特定の広告ユニットを表示する必要がなくなった場合は、アーカイブすることができます。
注: アーカイブした広告ユニットは、リストから外れるだけで、広告の配信が停止するわけではありません。広告ユニットに含まれる広告の配信を停止するには、広告コードをサイトから削除する必要があります。
広告ユニットをアーカイブする|Google Adsenseヘルプ
広告ユニット自体に削除という項目はないため、アーカイブで非表示にします。
①広告コードをサイトから削除
削除したい広告ユニットがある場合、まずはその広告コードをサイトから削除しましょう。
広告コードとは、その広告ユニットの『<>』から取得できる広告表示用のコードのことです。
↓広告コードの確認手順↓


Googleアドセンスを使用する場合、このコードを必ずサイトのどこかに設置しているはずです。
例えばこちらのコードを、以下のような方法でサイトに掲載している可能性があります。
- WordPressテーマの機能で表示
- WordPressのウィジェット機能で表示
- WordPressプラグインの機能で表示
広告コードを直接各記事に挿入している方は、おそらくほとんどいないと思います。
テーマやプラグインで[ad]のようにショートコード化して使っている方もいるでしょう。
まずはそれらを完全にサイトから削除して、広告ユニットをアーカイブする準備をします。
②広告ユニットをアーカイブ(非表示)
広告コードを完全にサイトから削除できたら、広告ユニットをアーカイブします。
広告ユニットの一覧を開いて、3点メニュー(その他)にカーソルを合わせます。

するとアーカイブすると表示されますので、クリックするとアーカイブされます。


アーカイブとは、その広告ユニットを一覧から非表示にするということです。
非表示になるだけで、その広告ユニットを無効化してくれるものではありません。
ですので先にその広告ユニットのコードをサイトから完全に消す必要があります。
その上でアーカイブをすれば、実質その広告ユニットを削除したことになります。
アーカイブ(一覧から削除)した広告ユニットを表示
ここまでの方法でアーカイブした広告ユニットは完全に削除されたわけではありません。
アーカイブ済みの広告ユニットを含めるをクリックすると、一覧に表示されます。


アーカイブ済みの広告ユニットの三点メニューから、アーカイブの解除も可能です。

アーカイブを解除すると、アーカイブ済みの広告ユニットを再度一覧に表示できます。
Googleアドセンス≠Googleアドマネージャー
Googleアドセンスの広告ユニットの削除方法を調べると複数の紹介記事がありますが
その情報の参照元として、Googleアドマネージャーのヘルプが掲載されていました。
↓こちらです。(リンクをクリックするとGoogleアドマネージャーヘルプが開きます。)
レポートの情報が破棄されるのを防ぐため、広告ユニットは完全には削除できないようになっています。
広告ユニットの完全な削除|Googleアドマネージャーヘルプ
ただし、Googleアドマネージャーは、Googleアドセンスとはまた別のサービスです。
「アド マネージャーは AdSense のプレミアム バージョンである」これは誤解です
アド マネージャーは、AdSense や AdMob とは別のサービスです。アド マネージャーはパソコン、モバイルウェブ、アプリをまたいで直接販売や第三者ネットワーク、プログラマティック広告を管理できる統合プラットフォームであり、きめ細かな広告枠管理などの機能を備えています。
アド マネージャー、AdSense、AdMob を比較する|Google Adsenseヘルプ
なので、Googleアドセンスの広告ユニットの話はアドセンスヘルプに記載があるはずです。
それが、先にもご紹介させて頂いた以下のヘルプです。こちらを参考にしましょう。
アクティブな広告ユニットのリストで特定の広告ユニットを表示する必要がなくなった場合は、アーカイブすることができます。
注: アーカイブした広告ユニットは、リストから外れるだけで、広告の配信が停止するわけではありません。広告ユニットに含まれる広告の配信を停止するには、広告コードをサイトから削除する必要があります。
広告ユニットをアーカイブする|Google Adsenseヘルプ
Googleアドセンスヘルプの方では、広告ユニットの削除に関する説明はありませんでした。
ですが削除の項目がないので
Googleアドマネージャーと同様に、やはり広告ユニットの完全削除はできないのでしょう。
Googleアドセンスの広告ユニットの削除まとめ
こちらでは、Googleアドセンスの広告ユニットの削除についてまとめました。
アドセンスヘルプに記載の通り
- 広告コードをサイトから削除
- 広告ユニットをアーカイブ
この2点の対策をを行うことで、不要な広告ユニットの広告コードを無効化できます。
アーカイブではリストから外れるだけで、広告配信はストップしない点に注意です。
なお、Googleにはアドセンス・アドマネージャー・AdMobという似たサービスがあります。
このうちアドセンスはWEBへの広告掲載、AdMobはアプリへの広告掲載サービスです。
AdMobのヘルプを見ると、そちらでは広告ユニットが削除できると書かれていました。
不要になった広告ユニットは削除できます。広告ユニットを削除すると、関連付けられているすべての広告配信と設定が無効になります。また、その広告ユニットにリンクされている有効なキャンペーンも停止される場合があります。削除した広告ユニットにアクセスすることはできませんが、その広告ユニットに関連する過去のデータはレポートで参照することができます。
広告ユニットを削除する|Google AdMob ヘルプ
アドセンスの情報を知りたい時は、このあたりの情報を混同させないように注意が必要ですね。
Googleアドセンスの情報を知りたい時は、Google Adsense ヘルプを参照しましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。